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……うちの拍手解析の商品リンク、銀率が高いんですが何故ですか(笑)
てかコレの面子が主人公、桂、土、沖、高っぽいんですがね。(でもアマゾン確認だけしかしてない…)
主人公の周りの二人はァァァ!?! 三人揃って万事屋じゃんかァァァ!!!
…って一瞬思いましたが、まぁしゃあねえよなグッズ市場は確実に売れるキャラばっか出されるのはな、あっはっはっ。
……はあ。寂しい……
新八もミランダも少ないよーぅ。
しくしくしく(涙)
続きでタオルに関して新八にツッコミいれてもらう。
…追記してたらSSもどきになったんで、分類変更。
彼は死を待っているのだ、と。
何故か、そう思った。
天啓の如く脳裏を貫いた考えは、けれどあながち間違っているとは思えなかった。
狂気を孕んだ光を宿す瞳が、その実何も写してはいないことに気付いていたから。
救いたいとも、救えることが出来るとも、思っていなかったけれど。
ただ、届かないのが寂しかった。
それでいて彼がいるのと同じ場所に足を運ぶことも出来ずに。
言葉が届くとは思っていない。
自己満足甚だしいと知りながら、諦めも悪く紡ぎ続けるのは。
祈りにも似た、唄のような、安らぎの。
◆小話詰め込み3本勝負◆
……あ、まただ。
また、話してやがる。
視線の先、歩きながら会話をしているらしい二人の姿。
片方は毎日のように見ている、最早助手なんて言葉じゃなまぬるい、家族扱いしてしまっている少年と。
もう片方は、人目を引く黒服に明るい色の髪の。
「なんなんだかねえ……」
志村新八と、沖田総悟。
この、年が近いくらいで性格も性質も何もかもが違うとしか思えない二人が。
ここのところ、何故かよく一緒にいるのである。
よく、というと語弊があるかもしれない。実際銀時が二人が共にいるのを目にしたのは今を含め三度目だ。
回数だけを見ればそうでもないが、問題はそれを二週間で見た事である。
接点のない人間同士が顔を付き合わせるには、多過ぎる頻度だろう。と、少なくとも銀時はそう思っている。
何か言った方がいいのかねー、と思いつつ、けれどこういう場合には何をどう言うべきなのか。今までに経験がないことだから、どうにも対処の仕方が分からない。
大体、いちいち口を出すというのもどうかと思ってしまうのだ。
同じ年頃同士で何となくつるむ、それが悪いことばかりではないと知っているから。
うーん、と少し考え込み、やがて銀時はがしがしと頭をかいて。
「ま、よくねー遊びにでも誘われなきゃそれでいっか」
なんて、我が子を見守る保護者のように呟いてみたりしてしまうのは。
視線の先の二人が、何だかんだで楽しそうだから、だったり。
…まあ、考えるのが面倒になった、というのもあったりするのだけれど。
沖新を見る銀さん。
「みーはし」
「う、あ、水谷、くん」
携帯を両手で持っていた三橋は、呼びかけに顔を上げて。
水谷だと分かると、ふっと緊張を解いた。
「メール?」
「うん。俺、打つの遅い、から……」
「えっとー、それって相手さ」
ハルナさん?
周囲に人影はないのだが、つい小声になってしまう。
三橋は水谷につられたのか、やはり小声でそうだよ、と返した。
嬉しそうに眦を緩め、ふにゃり、とかへにゃり、という擬音語が聞こえてきそうな表情で。
三橋はきっと、今自分がどんな表情をしているのかなんて分かっていないのだろうけれど。
嬉しそうな幸せそうな、小さい子が宝物を抱え込んでいる時のような、顔をみて。
ああ、好きなんだなあ。嬉しいんだろうなあ。
しみじみと、そう思えた。
「けどちょっと意外」
「? え、と?」
「ああゴメン。いやあの人さ、メールとか面倒くさがりそうだなーって」
「そう、かな?」
「まあ見た目だけの判断なんだけどね?」
だって結構メールしてるよね、最近。
言えば、三橋は少し考えるように視線をうろうろさせて。
その仕草一つとっても、違いが分かるようになってきたのは偏に付き合いの長さと、理解したいという思いの賜物だと思う。ちなみに今の三橋が視線をさまよわせているのは困っているからではなく、水谷の言葉への解答を思案しているのが理由だったりする。
「一日おき、くらい、かな」
そんなに?
と言いそうになったのを何とか呑み込んだ。
三橋の事だから、どんな言葉がきっかけになってどんな行動を起こしてしまうか想像ができない。それはつまり、下手な事は言わない方がいい、という。
本人が嬉しそうなら、余計に。
見た目通りに独占欲の強そうな人だけど。そんでもまあ、あの人なりにちゃんと三橋に向き合ってくれてるみたいだから。
よしとしとこう。
俺らのエースを泣かそうもんなら、西浦野球部一致団結で報復しますんで。
…なんてことはまあ、本人相手には絶対言えないので心の中だけでこっそり思っておくことにする。
「良かったね、三橋」
水谷の言葉に、三橋は首を傾げつつも。
うん、と嬉しそうに頷いたのだった。
ハルミハを生ぬるく応援する水谷。
報われない恋なんてするもんじゃないなあ、なんて。
使い古された言葉なのだろうけれど、例えば恋じゃなくたって。
抱かなきゃよかった、気付かなきゃよかった、その方がきっとずっと楽だしやりやすかった、そんな想いってのは多かれ少なかれ存在する。
(視線の先には紅と金色が肩を並べて)
恋でも、愛でもないなら。
この気持ちは何なんだろう。考えても考えても答えは出なくて。
行き場のない感情を吐き出すように、ため息と一緒に呟くのは。
「……アッシュ」
アシュ←ルク。悶々と悩む。
どうして、なんで、こんな。ありえない。
幾度となく否定してみても、気付けば心の内に在る感情にいい加減うんざりする。
諦めたいのに。忘れたいのに。なかったことに、してしまいたいのに。
自分の感情なのに、どうして制御できないのか。
ぎしり、軋むように胸が痛む。
強く握った拳の中、爪が手のひらに食い込むのを感じた。
それに対する痛みよりも前に、そういえばここ最近爪のことなど気にしていなかったことに気付く。
もてあます感情に翻弄されて、それどころではなかったから。
常より少しだけ長く伸びた爪は、自身そのもののようだと思った。
決して意識することはなくとも、勝手に伸び育ち存在を主張するもの。
経験したことはないけれど、生爪を剥がすのはひどく痛みを伴うものらしい。
そんな所まで感情と似ているのかと思うと、何だかおかしかった。
頭痛がする。
普段考えなくてもいいようなことまで考えさせられた所為だ。
額を抑えて、ゆるく頭を振った。
恋心を熱に浮かされる、なんて表現したりもするけれど。言い得て妙だと思う。
いやむしろ、そのもの過ぎて皮肉のような気さえ。
この感情を抱えた時から、ずっと。
抑えきれない熱に痛みと苛立ちを覚え続けているのだ。
対処法が分からないから、ただその熱も苛立ちも享受しているしかなく。
いつか、どうにか、なるのだろうか。
そのどうにか、がどんな方向へ転がるのかは分からない。
ましてそんな日が訪れるのかさえ、確定した未来とは言い難い。
それでも。
捨て去れない熱を、ただ抱えたまま。今日も。
誰でも可。
あえて名前とか出さないで誰とでもとれるようなカンジにしてみたかった。
成功したかどうかは別として。
それでも尚、恋をしたのは。
アイツが俺の欲しかったものを、持っていたからだ。
どれだけ求めても欲しても俺では手にすることの出来ないものを、当たり前のように持っていた。
それを知った時に感じたのは幾許かの羨望と、多大なる嫉妬。
そう、本当は。
オマエに近付いた動機は、壊してやりたかったからだよ、なんて。
言ったら、泣くだろうか。
芭→猿。
つよいひと、だ。
強くてまっすぐで、俺とは対極の場所に立つ、とおいひと。
視線の強さも、俺が持ち得ない技術も、堂々とした性格も。
全部が俺にないもので、だから、絶対に届かないひと。だと、思っていた。
のに。
どうして今、俺の隣りにいるんですか。
嬉しそうな楽しそうな、だけど、ちょっとだけ、不安そうな。
……不安? そんなもの、俺と対極の人が、どうして。
聞きたいことは沢山あるのに、俺の喉から言葉は出ない。
ハル→ミハ。
ズルイとか卑怯とか横暴だとかワガママだとか。
そんなもん、アンタに比べりゃどってこたねーだろ。
優しい故の残酷さなんて、今時流行るもんでもねえだろうに。
躊躇も迷いも見せる素振りもないまま、誰彼構わず伸ばされる手に。向けられる声に。注がれる眼差しに。傾けられる意識に。
苛立ちも焦燥も遠慮呵責なくバリバリとかき立てられる。
いっそその腕を切って、喉を潰して、目を裂いて、俺の手しか届かねぇ場所にでも繋いでおけば。
なあ、ちったあ安心すんのかィ?
沖→新。
以上、思いつき小話でした。タイトル含めてね。
こういうのでよけりゃーぽこぽこ出ますよ。遠慮なく。
好きだったり、嫌いだったり。嬉しかったり、苛立ったり。凶暴だったり、脆弱だったり。
相反する二つの間を忙しく行ったり来たり、する。
分かるのは、ただどうしようもなくこの心が向かっていく、それだけだ。
熱に浮かされたように、俺の意思も理性も何もかもを無視して、吹っ飛ばして。ただ、この心が向かっていく。
俺が、俺ではなく別の誰かになってしまったかのように。
気付けば、耳をすましている。アイツの声を追うために。
気付けば、目をこらしている。アイツの姿を捉えるために。
恋は病だ、なんてよく言ったもんだ。
性質の悪すぎる熱病に侵されたみたいに、今日もまた。
俺は、アイツを追うんだ。
届くはずもない想いだと分かっていながら。
伝える気も、届かせる気も、毛頭ないというのに。それでも、捨てられない感情。
自分でも、滑稽だと思うのに。それでも捨てられないのは、抱き続けているのは。
思った以上に、この想いが大切だからなのかも、しれない。
携帯から。
特に人物指定はなく書いてみたんです、が……
何かそこはかとなく沖田になったような気が。
あー、でも読み返してみたらこれトシでもいけね? 口調とかそっちのがそれっぽくね?
……すいません。
だけどそれを愛だと言い切るにはあまりに簡単過ぎるから、何だか違うような気がして。
肉親のように恋人のように、名付ける名前なんて見当たらないほどに。
優しく穏やかに、けれど激しく強く、何にも遮ることもできないほどに。
僕らはただ、心を預け合っていた。
ぱっつあんとグラさんな感じ。
目を伏せて、耳をふさいで、走って逃げても。
絡みつき、この腕を、脚を、体を、意識を、支配する。
ずるり、泥の中から抜け出すかのように目が覚めた。
ひどくだるい。手足が冷たく、全身に汗をかいていた。
全力疾走した後のように、心臓がどくどくと音を立てていた。
はっ、と息を吐き、手を上げて髪に手を差し入れた。そのままクシャクシャと掻き乱す。
声も出なかった。
体のあちこちにまだ、悪夢がまとわりついているような。
いや、あれは悪夢じゃない。
過去だ。過去の記憶だ。
この身を苛むのは、拭い去ることなど出来ない過去だ。
忘れられない過去は、悪夢と同じ。
逃れられず、追いかけてきて、絡みつく。
どれだけ時間が経とうと、その痛みは消えず。いつまでも、どこまでも。
冷えた指先に息を呑む日は、終わらない。
けれど。
悪夢に苛まれる日々が続くのは。
まだ、この身が在るからで。
多分、それはそんなに悪いことじゃ、ない。
(誰でも可。イメージ的には銀さんかなー)