好きなことを好きなよーに書き散らし中。
色々オタぎみなので、取り扱いには要注意かも?
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
彼は死を待っているのだ、と。
何故か、そう思った。
天啓の如く脳裏を貫いた考えは、けれどあながち間違っているとは思えなかった。
狂気を孕んだ光を宿す瞳が、その実何も写してはいないことに気付いていたから。
救いたいとも、救えることが出来るとも、思っていなかったけれど。
ただ、届かないのが寂しかった。
それでいて彼がいるのと同じ場所に足を運ぶことも出来ずに。
言葉が届くとは思っていない。
自己満足甚だしいと知りながら、諦めも悪く紡ぎ続けるのは。
祈りにも似た、唄のような、安らぎの。
PR
Comment