好きなことを好きなよーに書き散らし中。
色々オタぎみなので、取り扱いには要注意かも?
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部活、はじめました。
水沢凌日常シリーズ、枝。
どこまでやっちゃう気なのか自分でもわかりません。
見える限りはやるつもりですが、いきなりぱったり止むかもしれない、という。
リアルP3Yearに頑張らないでいつ頑張る!
という心意気。
「水沢くん、剣道部入ったんだ?」
ゆかりに話しかけられたのは、凌がラウンジのテーブルでサラダをつついている時のことだった。
ちなみにサラダは凌の自作であったりする。
和風のドレッシングが見当たらなかったので適当に作ったのだが、なかなかに好みの味が出来て密かに満足していたところだ。
「うん。……宮本から?」
「今日の昼、廊下でね。剣道部のマネージャーと話してるの聞こえちゃった。なんかすごく張り切ってたけど」
「期待されるほどでもないんだけどな……」
今までの生活が生活なだけに、長く部活動に参加していたことは殆どない。
ただ、体を動かすのは嫌いじゃないというのはある。
加えて元々の運動神経は悪くなかったらしく、ズバ抜けて才はなくともある程度はこなせる、という評価をもらうのが常だった。
とは言え過分な期待を寄せられてもそれに答えられずに心苦しくなる。
「でも水沢くん、確かに器用っていうか、洗練されてるってわけじゃないけど動きに無駄がないっていうか……タルタロス行くと、そういうの凄く分かる」
「器用貧乏なだけだ。その道を極めてる人には叶いようもないし」
誰にも告げるつもりはないけれど、実は凌は結構喧嘩慣れをしていたりする。
余所者、というだけで絡まれたり排斥の対象になったりするのは、儘あることだったりしたので。
降りかかる火の粉を払う事が出来るだけの腕は、いつしか身についていたのだ。
タルタロスで卒ない動きが出来るのも、おそらくはその辺りに要因があるのだろう。
まあ喧嘩慣れしている、というのはあまり良い印象はないだろうとは分かっているので、黙っているつもりなのだが。
「少なくとも不器用よりかはいいと思うけど……って夕飯まさかサラダだけ? ダイエットでもしてるの?」
「まさか。外で食べてきたから」
「ああ、そっか。そうだよね。……必要ないよね、君は」
ゆかりの目にどこか剣呑とした色が宿る。
素振りには出さなかったが、内心ぎくりとした。
何故女性というのは、古今東西こうもダイエットやら痩せる、という言葉に目を光らせるのだろうか。
個人的見解を言わせてもらうなら、多少ぽっちゃりめでも全然構わないと思うし、大体男からすれば痩せぎすな体よりかは胸がある方が嬉しいと感じるような気がするのだが。
……なんてまかり間違って口に出そうものなら後々まで言われそうなので、黙っておく。
「今日はタルタロス行かないから、ゆっくりして」
「うん、そうする。お互い頑張ろうね」
頷きながら、凌はサラダをまた一口食べた。
……実を言うと部活終わりに菓子パンを貰い食べたら予想外に満腹になってしまい、実質このサラダが夕飯だったりするのだが。
凌はその事実を、こっそり闇に葬ることに決めた。
END
凌くんは運動部に入部したの、募集始まってすぐじゃなかったんです…
という話。
確か実際のプレイ時はGW明けとかだったかな。
……でも古本屋には即行った本好きな奴。
本屋は25日だったんだよなー。
おじいちゃんとおばあちゃんもそのうち書きたいな。
ミヤくんもそのうち…ってこう書くと忙しいな主人公、ホント。
倒れるぞ(笑)
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