好きなことを好きなよーに書き散らし中。
色々オタぎみなので、取り扱いには要注意かも?
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とりあえずSS分類にしてみました。
ええと、今週のプンジャ様読んでの感想みたいな小話をば。
まぁ例によって例の如く沖新変換ですよ。
いやむしろ沖新になるのは金沢的にはそういう仕様なんです。諦めてください。
そんでもってネタバレNGな方は続きに行っちゃだめですよぅ。
んではオールクリアな方は続きからどぞー。
ええと、今週のプンジャ様読んでの感想みたいな小話をば。
まぁ例によって例の如く沖新変換ですよ。
いやむしろ沖新になるのは金沢的にはそういう仕様なんです。諦めてください。
そんでもってネタバレNGな方は続きに行っちゃだめですよぅ。
んではオールクリアな方は続きからどぞー。
肩を貸すのは、問題ない。
背の高さがそう変わらないから、むしろそれが一番自然で無理がない体勢だろう。
俵担ぎも多分いけるはずだ。
元々あれは重いものを持つ為の姿勢なのだから、力は出しやすいはず。
問題はやはり、横抱きだろう。
女子の間で所謂「お姫様だっこ」と呼ばれているあの体勢だ。
別に夢見がちなわけではないが、何がいいかって顔が近いし。
しかも体勢的に、抱えられてる側は逃げられないだろうし。
今でもまあ、出来ないことはないだろうとは思う。
伊達に斬り込み隊長と呼ばれているわけではなく、腕っぷしには相応の自信がある。
だが如何せん、新八と自分では体格の差があまりない。
押さえ込むのは訳ないだろうが、暴れられると少々面倒くさい。
やはり、体格の差で有無を言わせないというのが一番な気がする。
「……で、何なんですかさっきから」
悶々と考えていると、新八が呆れたように言った。声は沖田の腕の中から。
沖田は新八を背中からぎゅうと抱きしめていた。
体勢が体勢だから顔は見えないけれど、声や雰囲気で新八が呆れているのだろう事は伝わってくる。
けれど解放する気などさらさらない沖田は、答える代わりに新八の後頭部に額を押し当てただけだった。
「いいですけどね、唐突な行動するのはいつもですからね、とりあえず夕飯までには放してくださいね」
「それはどーだろうなァ」
「こういう時には即答するってどうなんだアンタ」
「俺は俺の道を誰にも譲る気はねェ」
「カッコイイこと言ってると見せかけても駄目ですからね。情けないだけですからね。早く気づいてください」
言いながらも新八は身じろぎ一つしない。
振り払う素振りはおろか、沖田の腕を一定のリズムでぽんぽんと叩いていたりする。
許容されている、それがどうにも嬉しかった。
「……やっぱ絶対ェ背ェ伸ばしてやるぜィ……」
「はい?」
「なんでもねェ」
「って言いながら何で人の頭のてっぺん押してんですか。ちょ、意味分からないし! 縮んだらどうすんですか!」
「縮め」
「もうミニマムになるのはこりごりなんですよ、ちょっとォォォ!」
牛乳と小魚ではどちらが身長を伸ばすのに効果的だろう、とか。
色々考えたりしたけれど。
目的が姫だっこをしたいから、というのが知れたらきっとどこぞの中二病と同等扱いされるのは目に見えている。この件は慎重に進めなければならない。
頭の中で綿密に計画を立てる。
自分には成長期という恩恵を存分に、新八には控えめにしなければ。
幸いなことに、頭を使うのは嫌いではない。
必死で頭を押す手を引きはがそうとする新八を絶妙な力加減で押さえ込みながら、沖田の脳裏には着々と計画が練りあがっていた。
目標としては11cm。
どこから出てきた数字かと言えば、山崎の部屋で見つけた雑誌に書いてあった「カップルの理想の身長差」とかいうやつだったりする。
「なんでィ、もう抵抗しねェのかィ?」
「焦るほどにアンタを悦ばせるだけだって気づいたもので」
「ふーん。じゃ、好きにしやすぜィ」
「っ、ちょ、か……噛むなっ、痕残すな!」
「そー言われるとますます燃えるなァ」
「こ……っの、ドS!!」
「知ってやすぜィ、そんなこと」
それから暫く、会うたびに沖田は新八の頭をぎゅっと押すようになる。
END
銀さんがおんぶしてたから、それ以上に密着させてやろーと書いた。
姫だっこはね、抱っこされる側が協力してくれないとね……
あと身長の問題はね、きっと思春期な二人は気にしてそうだよね、と。
沖田が頑張っても新八も頑張ってるだろうから結局最終的にどうなるかは神のみぞ知る。
個人的には今現在の僅差に非常に萌えてるのでそのままでも全然オッケイです★
……てゆかもっとさらっと書くつもりだったのに結構長くなってもた…
ちなみに俵担ぎの辺りのくだりは適当です。まぁ俵って重いから力出るんじゃないかな、っていう想像で。
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