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好きなことを好きなよーに書き散らし中。 色々オタぎみなので、取り扱いには要注意かも?
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○月×日
カボチ村に戻ると、驚かれた。
村を襲っていたキラーパンサーを連れているのだから当然か、と思っていたらどうやら違うみたいだ。方々で話を聞くに……どうやら一連の件の黒幕が僕だということにされているらしい。
僕がボロンゴを連れて歩いているのを見た人がいるみたいだ。まあ、全部が全部間違っているわけじゃない、のかな……
村長の元へ赴くと、お金は貰えたが出てってくれと言われた。しかし、あれだけの疑惑を向けられておいて貰えるのに驚いた。
事情を説明しても良かったが、所詮余所者の事だと聞き入れては貰えないだろうと言わずにおくことにする。説明が面倒だったのもあるが。
村長宅の二階に行くと、おばさんが分かっているからとお礼を言ってくれた。一人にでもそう言ってもらえて、良かった。
ルラフェンの南から、新たな場所に向かえそうだ。行ってみることにしようか。

○月×日
噂の祠を通り、ここを抜ければサラボナの街…という所で行く手を塞がれた。どうやら僕の事を知っている彼は、ラインハットの兵士のようだ。
ラインハットでヘンリーの結婚式があったのは聞いていたが、まさか探されているとは思わなかった。ルーラも使えるようになってるし、顔出しとくか。
惚気られそうな気もするが……新婚だしな、少しは我慢してやるか。

○月×日
ラインハットへ飛ぶ。
街は以前に比べると格段に落ち着いていた。皆ヘンリーの帰還に喜んでいるようだ。
城へ行くと、歓迎されたり感謝されたりした。カボチ村での扱いが散々だっただけに、なんだかソワソワする。
ヘンリーに会いに行くと、結婚相手はマリアさんだった。そういえばヘンリーは何かとマリアさんを気にしてたっけ。というか、修道女って結婚できるものなのか……
何にせよ、二人とも幸せそうで良かった。
ヘンリーに宝箱を見てくるように言われる。ヘンリーが昔使っていた部屋の奥にそれはあった。十年前と変わらない。ここに来ると、ヘンリーがさらわれた日の事を思い出す。
少し感傷に浸りながら宝箱を開ける。と、中は空だった。
しかしよく見るとヘンリーからのメッセージがあった。アイツらしいやり方に少し笑った。
奴隷だった十年辛くはあったけど、話せる相手がいたから救われる部分もあった。王族として暮らして来たヘンリーが突然の奴隷扱いにどれだけ耐えられるか、心配したりもしていた。だけど、あの辛く悔しい日々があったからこそ、僕らは親友になれたんだと思う。
それに、あの場所に行かなきゃマリアさんとの出会いもないわけで……明日の事って本当に分からない。
再度ヘンリーに会いに行くと、オルゴールを貰った。細かい細工がしてあって、見目もいい。
明日はサラボナだ。

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